綴るのが好きな一人の人間の独り言。ジャンルはありません。

忍びの国から学んだこと〜プロローグ~No.0

全国どの映画館でもやっていた映画「忍びの国」は少しずつ上映回数が減り、終了していっています。

7月1日に公開してから今日、8月18日までで計21回映画館に足を運び、この目で観ました。

きっとこんなに映画を観ることはこの先ないと思います。

沢山見た理由は勿論、智が主演だからというのもあるけれど智が主演じゃなくともこの映画は観てたと思います。

私が忍びの国に出会ったのは約3年前です。元々歴史が好きで本を読むのが好きだったので買ってもらったのがこの本でした。

内容は史実に基づいていてかなり細かくてなかなか1度じゃ読み取れない部分も多い本だったので何回もよく読みました。

無門という一人の男を活字を通して向き合ってるうちに一概にいい奴とは言えないけれど憎めない人物像に惹かれている自分がいました。

私は大野智を好きになった時から気に入った物語の登場人物が男だった場合智に置き換える癖があります(笑)あの時の私も無門を大野智に置き換えて勝手に読んでいました。

その時はまさかそれが現実になるなんて知る由もなかったです。

3年経って智が映画をやるって噂が流れた時は素直に嬉しかったけど忍者をやるって噂が流れた時は半信半疑でした。

忍者と言っても忍びの国とは限らなくて新境地だな~なんて思っていたら公式に「忍びの国」で主演を務めるという事実が存在して、正直嬉しいとかそういう肯定的な感情の前に驚きが大き過ぎて信じられませんでした。

あの時頭の中で描いていたものが現実になるという事が言葉にできないほどの興奮でした。

一年前からひたすらカウントダウンをしていたのが今では懐かしいです。友達には「本当に1年間ひたすら忍びの国忍びの国無門くん無門くん」言ってたよねって呆れ気味に言われます。それが今、過去形になっているのが少し寂しいです。(笑)

原作とは違う所が多々ある作品でしたがそんな事は一切気になりませんでした。和田竜さんのファンの人で否定的な意見を述べてる人を見かけましたが私は智じゃなくてもきっと肯定的な意見を言っていたと思います。それほど素晴らしく一概に良かったとまとめてしまうのは勿体無い作品です。

私はこの映画でたくさんたくさん思う事がありました。正直言えばワンシーンごとに思う事があるくらいです。

最初で最後かもしれないってほどじっくりと映画に向き合った事を無駄にしないように(自分の記録用)少しずつ文にしていきたいなと思います。忍びの国観た方は良かったら観て共感したりここは違う風に読み取った、とか語り合いたいです。

ただ単純にお気に入りのシーンなんかもデレデレ話したいなと思ってます。

プロローグが長くなりました。

プロローグ 終