綴るのが好きな一人の人間の独り言。ジャンルはありません。

忍びの国から学んだこと 〜 Final ~

かなり久しぶりの更新になりました🤢

せっかく始めたのにこのまま中途半端で終わるのもと思いこの記事を最後と決めて書きます。

近くの映画館はほとんど千秋楽を迎えましたがまだやってる所があったので久しぶりに観てきました。

やっぱり良かった、何度観ても良かった!

もう辺りはナラタージュとラストレシピ公開一色ですね(笑)

人生っていうほど大した年数生きてませんが忍びの国は今までで一番観ました。

私の場合1回や2回だと智に気を取られすぎて内容や気持ちを読み取れず終わってしまいます。

けれど回数を重ねれば見えていなかった部分も自然と見えてくると思います。

こんなにも主人公以外の登場人物の気持ちを読み取ろう、気持ちの分岐点はどこだっただろう。と考えたのは初めてでとても楽しかったです。

1本の映画から学んだことが沢山ありました。

命の重さ、価値観の違い、人と人との関わり、、、、

その中で私が特に響いた中村監督からのメッセージは最後、大膳と左京亮の会話のシーンです。

忍びの国も滅びたな」と言った左京亮に対して大膳がいや、と否定します。

その後に大膳が言った「他人の事など歯牙にもかけぬ」この言葉が一番と言っていいほど胸に刺さりました。

その他人の事など歯牙にもかけぬ虎狼の族の血は天下を覆い尽くす、今、確かにそれは私たちを覆い尽くしていると思います。

他人の損や不幸は見なかった事にし、自分の利益だけを考える。この感情を表に出すか出さないかの違いだと思います。

忍びの国の者達はこれを堂々と表に出します。私たちは表ではよく振る舞い、心中では自分の損得しか考えていないのです。

忍びの者達は殺しも厭わぬ虎狼の族です。私達は人を殺める事こそそう簡単にしません。けれど忍びの者よりも賢く、上手く、悪く言えばずるく、人を内面から傷つける事を覚えたのです。

そんな考えにたどり着いた時戦国時代をテーマとした映画で今の自分達の在り方を考えることになるとは思ってもいなかったので鳥肌が立ちました。

なんて奥が深い映画なのだろうかと思いました。

かっこよく、面白く、感動もできて、内容が濃い、こんなにも完璧な映画に出逢って様々な感情に出会えて私は幸せです。

大野智を好きになって12年、小説に出会って数年、映画決定より、1年と少し、映画公開より3ヶ月。

あっという間に過ぎました。この様な素晴らしい映画を大好きな智をはじめとした沢山の人を通して感じる事が、出来て本当に楽しかったです。この作品でより一層いや、何層も(笑)智が大好きになりました。本当に尊敬しているしもう大好きな所しかありません。そしてその気持ちを文にして、読んだよって言ってくれる人が沢山いて本当に嬉しいです。大した数更新出来ず、内容も薄いブログでしたが今まで読んでくれてありがとうございました。

これからもずっとずっと智が一番大好きです。

こんな私をよろしくお願いします!

ありがとうございました。

fin